はじめに|足の切断は心が沈む
こんにちは。みちやと申します。30代男性の義足ユーザーです。10年程前に事故で足を切断し、右は大腿義足、左は足根中足義足を使用しています。
私が20代前半で足を切断した際の話です。
20年以上連れ添った足を亡くし、初めて障碍者になり、もう人生終わりと思うくらい落ち込んでいました。
ただ、実際にはその後義足で歩けるようになり、仕事にも復帰し、今は結婚して子供もいます。趣味も再開していますし、今度友人と遊ぶのも楽しみです。
…ということで、人生は全然終わってなかったです!笑
しかし、足を切断した直後には、誰しもズドーンと心が沈んでしまうのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな中で私が心を持ち直すのに役立った1冊の本を紹介します。
書籍「いやな気分よ、さようなら」
こちらは、うつ病の治療法である「認知行動療法」の本です。
私が落ち込んでいるのを見かねてか、リハビリ病院の整形外科の先生が教えてくれました。
この本の中の「認知の歪み」というものが目から鱗でした。
簡単に言うと、「世界を歪んだフィルターを通してみてたら不幸に感じてしまいまっせ。そのフィルターが認知の歪みでっせ。」ということです。(あくまで私の理解です。悪しからず(;^ω^))
認知の歪みは10種類あるのですが、そのうちの一つ「全か無か思考」が特に私に当てはまりました。
「全か無か思考」は、なんでも全か無か(100か0か)で捉えて悲観的に物事を考えてしまうというものです。
たとえば、私の場合、足の切断直後には「足がない。人生終わりだ。」なんて思ってました。
しかし、この本を読んで、しばらく後には「足はなくても他はあるし、見舞いに来てくれる友人もいる。義足で歩けるようにもなる。」と考えられるようになりました。
足を失ったのは大きなマイナスですが、私は他に人生に大切ないろんなものを持っていました。
おわりに
ということで、切断直後の辛い時期、心の回復に役立った本の紹介でした。
ただ、切断後のしばらくはどんな本を読んでも、誰に何を言われても気持ちが晴れない期間もあると思います。私もしばらくは毎晩病室で泣いていました。
この記事が似たような境遇の誰かの役に立てば幸いです。
もし今回の話に興味があれば、本を買わないまでも「認知の歪み」で検索していただくと参考になるサイトが出てくると思います。
また、この本には認知の歪み解消に向けたトレーニング法を含む内容が入っていますので、さらに気になる方にはオススメです。
ではでは!
