はじめに
右足を切断した後、車や原付を運転できるか不安になりますよね。
私は右足を膝上で切断し、大腿義足を使用していますが、車も原付も問題なく運転しています!(車に左アクセル、原付にサイドスタンドを付けています。)
この記事を読むと、右足義足で運転するにはどうすれば良いかがわかります。
警察での免許の判定→車両の改造→実際に運転の流れです。
免許の判定@免許センター
私の場合、足の切断前から普通自動車免許を持っており、原付をよく運転していました。
切断後、アクセル操作等の関係で免許の内容を変更する必要がありました。
免許センターの予約
まずは、免許センターに問い合わせて、判定の申込をします。「障害 免許 判定 ◯◯県(お住まいの都道府県)」で調べると、免許センターの問い合わせ先が出てくると思います。
事前に必要書類などを聞いて、予約して行きました。
判定当日
事前にネットで見た話では、右足が義足でも右アクセルの免許を持っているという方もいました。その方は左足で右側のアクセルを踏んでいるそうです。
ただ、私が行った免許センターでは、右足が義足なら必ず左アクセル限定になるとのことでした。(ネットの情報が違ったのか、都道府県等によって取り扱いが異なるのかもしれません。)
判定の内容としては、車を模した模型に乗って、アクセルやブレーキを踏むスピードを測ったり、原付を問題なく押せるか試したりといったものでした。
判定の結果、私の免許証に文言が追記されました。「原付車はATに限る」「普通車はAT車に限る」「普通車は左アクセルに限る」
なんだか文字が詰まった免許証になりました笑
こうして、免許証の上で運転可能となりました。
原付の改造
原付の改造はシンプルで、もともと乗っていたスズキのアドレスV50という50ccの原付にサイドスタンドを取り付けました。
原付付属のスタンドは、両足に力を入れられないと使用が難しいのです。

サイドスタンドの費用は4,000円ほどだったと思います。町のバイク屋さん的なお店で取り付けてもらいました。
※2026年現在、アドレスV50のような小さいサイズの原付は生産終了しています。私は今後も小さいサイズが欲しいので、電気で動く小さい原付の普及に期待しています。
義足での原付の運転
乗り降りのときにちょっと不便なくらいで、原付の運転には特に苦労しませんでした。足を切断した時はもう乗れないと思っていましたが、意外とすんなり乗れてよかったです。ちょっとした外出に最高に便利です。
車の改造
車に乗るにあたり、左アクセルへの改造が必要でした。
「左アクセル 改造 〇〇県(お住まいの都道府県)」で検索すると、対応してくれる業者が見つかると思います。
私の取り付けたアクセルは、株式会社ミクニ ライフ&オートの「B02」です。

株式会社ミクニ ライフ&オート 「B02」


(汚くてすみません)
費用は107,000円程、作業時間は2時間程。対応してくれる事業者のところに妻の運転で行って、2時間車を預けて作業してもらいました。
この車は日産のデイズです。
ホンダ車の一部では、ホンダ純正の左アクセル装置が使えるみたいです。これから車を買うならそちらを検討するのもありかも。
左アクセル車の運転
実は足の切断前からペーパードライバーで、そもそも右アクセルに慣れていませんでした。
そのため、左右のアクセルで混乱するということはなく、真っさらな気持ちで左アクセルの運転を練習しました笑
おわりに
私の場合、義足を使い始めて最初の頃は出かけるのが億劫でしたが、原付か車なら出かけるかぁという気持ちになれました。
この記事が義足ユーザーや周囲の方のお役に立てれば幸いです。ではでは!
