慣れた義足ユーザーでも転んでしまうシーン2選

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はじめに

こんにちは。みちやと申します。30代男性の義足ユーザーです。10年程前に足を切断し、右は大腿義足、左は足根中足義足を使用していいます。

義足を使い始めた頃は、しょっちゅう膝折れして転んでいました。義足に慣れた今、ほとんど転ぶことはありませんが、なんやかんや毎年1回くらいは転んでいます。

今回は義足で転ぶ仕組みとよく転ぶシーン2選を書いてみます。

この記事を読むと、義足ユーザーが転ばないように注意すべきシーンがわかります。

大腿義足で転ぶ仕組み

慣れた義足ユーザーの私でも転んでしまう原因は、「膝折れ」という現象です。

「膝折れ」とは、義足の膝部分にあたる「膝継手」というパーツが、使用中に勢いよく曲がってしまうことです。

膝継手が伸びきっていない状態で体重をかけると「膝折れ」しやすいです。

義足で転ぶシーン① 地面の小さな出っ張り

普段は基本的に義足が伸びきってから義足に体重をかけます。もしくは伸びきっていなくても、膝折れしない程度には伸びてから体重をかけます。

歩いていて地面に小さな出っ張りがあると、義足が引っかかることがあります。引っかかるとどうなるかというと、膝継手が前に出るのが遅れ、それに気づかずそのまま義足に体重をかけ、伸びていない膝継手に体重がかかって膝折れが起きます。

大きな段差ならばもちろん気をつけるのですが、点字ブロックや、ちょっとした出っ張りだと、ついつい意識せずに歩いてしまいます。そしてたまに転びます。

小さな出っ張りは、普段は意識せず上を歩いても転ばないけれど、たまに転ぶから厄介です笑

小さい出っ張りにも油断せず、なるべく注意するか避けて歩くのが良いでしょう。

義足で転ぶシーン② 飲酒時

これはもう義足じゃなくてもそうかもしれません笑

酔うと転びやすくなります。ほろ酔い程度では転ばないので、ここまで飲まないようにしましょう笑

まとめ

慣れていても義足を使っていれば転ぶものだと思います。私の場合、転んでも特に怪我をするわけではありません。同じように怪我のリスクが大きくない方は、転ぶことを恐れず外出するのが義足に慣れる近道だと思います。

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