足根中足義足って何?ユーザーが解説【義足体験談】

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足根中足義足とは?

私は右足は大腿義足、左足は「足根中足義足(そくこんちゅうそくぎそく)」を使用しています。発音するときは「ソクコン」ではなく「ソッコン」と言っています。噛みそうになる名前ですね(笑)

技師装具士さんは「足袋義足(たびぎそく)」と呼んだりもしています。

「足根中足義足」とは、足首・かかと・かかとから指までの部分で足を切断した方用の義足です。

私の場合、足の平の中ほどで切断しています。足先がない状態です。足先部分がないと、靴もゆるゆるになりますし、つま先の踏ん張りも効かないため、足根中足義足を使用しています。

足根中足義足の見た目

見た目はこんな感じです。

上からのアングル。なんとなく指の形まで作られています。

横から。ザ・足部という感じ。マジックテープで留めます。

装着シーン これは結構昔の画像で、3年くらい使用して古くなった義足です。

※普段は家の中では履きません。

こちらが普段使用するときの様子。このように靴の中に入れっぱなしにしています。靴を履くときに一緒に履きます。

足根中足義足の使用感 リハビリ 一番大事なこと

リハビリは不要でした!笑 特に苦労することもなく使いこなす?ことができました。

使用感は見たまんまで、つけると靴を履いてもカポカポしなくなります。

足根中足義足が完成するまでは、靴の足先部分に綿をギュウギュウに詰めていましたが、やはり義足の方が安定します。

そして、ここからがこの記事で一番伝えたいことです。

それは、足根中足義足は複数持ちが便利!ということです。

金属板が入っていない足根中足義足の場合、耐用年数は1年です。この耐用年数を超えると、補装具費支給制度を利用して補装具を作成することができます。

私は足根中足義足が古くなっても使うことが多く、3年以上使うこともあります。(国で決めている安全に使える耐用年数が1年なので、あまり長く使うのもどうかという話ではあるのですが…あくまで私の場合です。)

そして、新しいものを作った際、古いものは捨てずに、同時に2つの足根中足義足を使うようにしています。

仕事用の靴と、休日用の靴にはめておいています。

靴の履き替えの際に足根中足義足をはめなおすのも面倒ですからね。二つ目を手に入れてからその面倒さから解放されました。

必要がないのに毎年毎年義足を作成するのも、公費負担的観点からあまりよくないのかな…?と思いますが、

必要な際に申請して、古いものと合わせて2足キープしておくのはアリだと思います。

私は3年くらい使ったりしますが、本来安全使用のために決められた耐用年数は1年ですしね。

まとめ

「足根中足義足(そくこんちゅうそくぎそく)」……繰り返し書いてきましたが、皆様は字面に慣れてきましたでしょうか。私はまだタイピングに慣れません。(笑)

足根中足義足の概要と、実際に使用している体験談をお伝えしました。すぐに慣れる!2足あると便利!というお話でした。

この記事が皆様のお役に立てば幸いです。ではでは!

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